2015-06-25

イタリア語版『蝶たちのコロナ』



今日、6/25(木)から、『蝶たちのコロナ』のイタリアツアーが始まります。


初演の日本語版は、東京、名古屋、仙台を回りました。


昨年は、ドイツ語版『蝶たちのコロナ』で、ドイツとイタリアで公演しました。


今回はイタリア語版。
初演の日本語版の頃からは構成も変化し、新たな響きの言語で、全く違った『蝶たちのコロナ』になっています。


ローマでの2回の公演の他に、10日間の連続WS、ミーティング、そして、ダンスやオイリュトミー作品によるデモンストレーション・パフォーマンスなど、プログラムも盛りだくさんなツアーです。


帰国は7/11(土)


いざ、イタリア。


行ってまいります!!




2015-05-30

『宇宙ごっこ』舞台写真アップしました。


『宇宙ごっこ』

先月、エル・パーク仙台にて。











写真/小野田桂子




CSスカパー!『LIVE! Edge 』鯨井謙太郒 「毒と劔」


今年の2月14日(土),15(日)に、セッションハウスで行なった公演『毒と劔』の創作を追ったドキュメンタリー番組「LIVE! Edge」が、6月6日(土)21:00〜22:00、CSスカパー!Ch216/ベターライフチャンネルで放映されます。


制作はテレコムスタッフ。
ディレクターは平田潤子さん。
詩人の城戸朱理さんが監修を務めている番組です。


撮影が開始されたのは、昨年9月のwwfes2014「発する身体」でのパフォーマンス、詩とダンスとオイリュトミーによる『コエの未来は、未来のカラダ』のリハーサルの頃から。


そして、このコラボレーションから『毒と劔』が生まれました。


延べ七ヶ月ほどの撮影期間を経て、どのような番組となっているのかとても楽しみです。


テレコムスタッフのWebサイトに詳細がアップされております。


CS放送なので、観られない方もいらっしゃるかもしれないですが、番組はiPhone/iPad&androidの「ivy」というアプリでも観る事が出来るそうです。



是非チェックしてみて下さい!!


それから、今発売中の「現代詩手帖6月号」に、詩人の石田瑞穂さんが『毒と劔』のレヴューを書いてくださっております。


とても読み応えのある文章なので、そちらも是非ご一読下さいませ!!













写真/小野田桂子

2015-03-18

鯨井謙太郒×富田真人『宇宙ごっこ』

『宇宙ごっこ』仙台公演まで、いよいよ一ヶ月を切った。


今月は毎週3日間ほど仙台に滞在してクリエイションしているが、上京して十数年、これまでで一番仙台に帰っているような、、、


今までになく身体が“仙台化”してくるような、不思議な感覚だ。




今回の『宇宙ごっこ』は、世間的にいうところの「幼なじみ」富田真人氏との共同作品。


ダンサーでもなく、いわゆる舞台人でもない彼の本職は「バーテンダー」、そして「朗唱家」。


これまで、オイリュトミーの朗唱や、自主企画の朗読パフォーマンスなどを行なっていて、2013年には、コルヴスの仙台公演でも朗唱家として共演している。




稽古後に彼と語り合っていると、仙台での十代の頃の出来事を、僕はほとんど憶えていなかったりして唖然とすることも多い。


長らく記憶の彼方に忘却されていたことが無数にあるらしい。


でも、あの頃はめまぐるしく何かが起きていたのだから、仕方がないとしよう、、、?




16,7歳の頃だったか、
ワケあって⁈某組事務所に何日も拉致監禁されたり、


とある右翼団体と警察、双方から追われて、やむなく宮城県外へ逃亡生活を送るハメになったり、


北日本暴走連合◯◯の副総長と一悶着あり、4,50人の輩に囲まれて逆に殺されかけたり、、、


夜な夜な盗みやら、喧嘩やら、何やらに明け暮れていた少年時代の日々の悪業が、今回、リハーサルで帰仙するたびに想起されてくる。




、、、ちなみに、当時の仙台中央署の留置所は、本当にTVドラマに出てくるような独房で、和式トイレが一つあるだけの3畳ほどの小部屋だったな。


しかも、隣の独房にはイスラエル軍の女兵士がいて、消灯後、片言の英語で壁越しに会話していたような記憶も。(担当刑事から「あれは女だけど、オマエなんか一瞬でヤられるぞ」と怒られた)


今思えば、留置所という場所は少年も大人も一緒なので、かなり身近に凶悪な雰囲気を感じるところかもしれない。


、、、とにかく、世の中には悪いのが山ほどいた。


周りにも売春少女やジャンキー、レディースみたいな女の子ばかりいて、時にはまるでサドの小説のようだったし、他にもとてもここに書けないことが山のようにあるけれど、90年代は、ニュースや、新聞記事にならない少年事件はいくつもあったと思う。


だから、通り魔や、テロリスト、重大犯罪を犯す少年と、自分は何も変わらないのかもしれないと思うことが、正直今でもあったりする。


もしかしたら、ヴェンダースの「ベルリン天使の詩」のように、人生のかたわらに、いつも守護天使のような力があったのかもしれないなどと、勝手に想像しては感謝しているが、、、




ところで、今回の仙台公演は、その頃の罪滅ぼしのためにやろうというわけでは、勿論ない。


富田真人氏と仙台で公演を行なえることが、僕自身とても嬉しく、シンプルに楽しいし、


今回の公演は地元の皆さんの協力のおかげで、これまでになく様々な方面で動きが広がっていて、僕にとっても、そのことがとても力になっている。
みんなには本当に頭が下がる思いで、僕も頑張らなければと思う。




「滅びゆく時代に、産め、宇宙を。」
チラシにある彼の熱い言葉。


いま、この日本の政治、経済、芸術の在り方を、根本から覆す力というのは、人と人とのリレーションシップなしには不可能だという想いは、ますます強くなる一方だ。


東日本大震災から4年経ち、仙台空襲で焦土と化してからは70年。


復興とは、文明の表層だけではなく、喪われたものたちと共に、そして、現在を生きる人間の自由な力によってなされるものだろう。


是非、この『宇宙ごっこ』に多くの方にお運び頂きたいと願うとともに、かつての因縁の「お礼参り」のためのご来場は、固くお断りしているので悪しからず!!




本番は4月12日(日)18時開演。


会場はエル・パーク仙台スタジオホール。


ご予約はコチラ→uchugokko@gmail.com








神山さんのお墓参り

写真家、神山貞次郎さんのお墓参りに、ようやく行くことができました。


昨年から、月1回、仙台でコルヴスのオイリュトミークラスを行なっているのですが、その会場からすぐのところにあるお寺でした。


「いつ仙台でやんの?撮り行くから言ってよ〜!」


神山さんの笑顔と、到底感謝しつくせない言葉が、いまも胸のなかで蘇ります、、、






『毒と劔』@セッションハウス、終演致しました。


『毒と劔』


お陰様で二日間三回公演とも大盛況のうちに終えることが出来ました。


ご来場下さりました皆様には、心から感謝申し上げます。


今回、本当に多くの方々からのお力添えをいただき、セッションハウスの直子さん、孝さんはじめ、心強いスタッフのバックアップに助けられながら、舞台を創りあげる事が出来ました。


とても恵まれたことで、有難いことだと思います。


また、出演して下さった大倉さん、よしか、浅見さん、泉さん、サダさん、みんなギリギリの日々のなかで、一緒に稽古でき、踊る事ができたこと、最後までこの作品に力を注ぎ続けてくれたことに、言葉にならない想いがあります。
本当にお疲れ様でした。


そして、「詩の発生」についてのテキスト「elements〜私の作詩法」を書き下ろしてくださり、昨秋のwwfesからご尽力いただいた詩人の城戸朱理さんには、とても感謝しきれない思いです。
心より御礼を申し上げたいと思います、、、



2015-01-30

雪が降っている、、、


今日も『毒と劔』の稽古だが、この作品は「無」をとらえることなしには、何も生みえない。


あらゆる歴史、あらゆる神話は、
物も、意味も、記憶も、イメージも拒絶したこの「無」の後に来るだろう、、、


空っぽの言葉。空っぽの身体。


そこには、今なおも
戦後の焼け野原が透かし見える。
瓦礫。
廃墟。
何もなくなった風景。
神も不在の時、、、
あの日も、しかし、灰は日の光を浴びて輝いていた。


残された空っぽの言葉。
それは「無」を包みこむ「フォルム」だ。


荒れ果てた地と、荒れ果てた天、、、
あれからずっと、雪が降っている。
その雪は、あらゆる世界を、世界以前に還元するだろう。
表現以前、
作品以前、
創造以前に。


「無」からの創造。
生成を生きるダンス。
それは限りなく詩作行為に近似してくる。


僕にとって、「無」からの創造行為とは、
この空っぽの「言葉」と「身体」への目覚めなくしては不可能だ。


決して荒れ果てることのなかった天が、
この残された「無」のなかにはある。



2015-01-14

wwfes white 2015 プレイベントのお知らせ


「whenever wherever festival white 2015|不可視の身体」のプレイベントが、今月24〜31日まで、森下スタジオで行なわれます。


テーマは「アジア的身体について」


生西康之さんが、「アジア的身体とは?」というテキストを書かれております。


僕は初日の24日、大倉摩矢子さんのキュレーションで、音楽家の藤田陽介さん、水墨画家の鮫島圭代さんとの試演会に出演致します。


また、24日は、石井達朗さんによる映像上映&レクチャーもあり。


僕たちのコラボレーションは、この一月のプレイベントを経て、秋のwwfesで本公演予定です。




音・身体・墨、、、

滲み、浸透し、共振するその境界線上、立ちあらわれてくる、淡い間(あわい)は、まるでティンクトゥーラのよう。

エレメンタルと共に、可視的身体を超えて、おそらくは不可視の領域における交信の旅となるでしょう。




皆さまのご参加をお待ちしております!!







2014-12-10

『毒と劔』

来年の2月14日(土)、15日(日)の二日間、神楽坂セッションハウスにて、鯨井謙太郒の初主催公演があります。


タイトルは『毒と劔』(どくとつるぎ)


この作品のために、詩人の城戸朱理さんが書き下ろしてくださった『elements~私の作詩法』と、北原白秋の詩篇『建速須佐之男命』をテキストに、


舞踏家の大倉摩矢子さん、ダンサーの四戸由香さん、天使館で活動を共にしているオイリュトミストの浅見裕子さん、野口泉さん、コルヴスの相方でもある定方まことさん、そして鯨井による、踊り、舞い、踏みとどろかす新世界。


皆さま、是非目撃しにいらしてくださいませ。



↓インパクトあるチラシデザインは角田さん、写真はmad_bambiこと小野田桂子さんです。








【公演情報】



2015年2月14日(土) 19:00|15日(日) 14:00/19:00
神楽坂セッションハウス


『毒と劔』


《声から身体へ、踊りから言葉へ。
 詩とダンスの発生を生き、世界の新生を舞う。》_____ 城戸朱理


構成・演出・振付|鯨井謙太郒
テクスト・朗読|城戸朱理


〈出演〉
 大倉摩矢子
 四戸由香
 野口泉
 浅見裕子
 定方まこと
 鯨井謙太郒


〈テクスト〉
    城戸朱理
   「elements~私の作詩法」(書き下ろし新作)
   「漂流物」

    北原白秋
   「建速須佐之男命」


【チケット】
 当日一般 3,500円 (学生3,000円)
 前売一般 3,000円 (学生2,500円)
※未就学児のご来場はご遠慮ください。


   ご予約・お問い合わせ
□ Kentaro Kujirai | Compeito

□ セッションハウス企画室
   03-3266-0461


舞台監督|外園彩織
照明|石関美穂
音響|角田寛生
宣伝美術|角田寛生
宣伝写真|小野田桂子
撮影|テレコムスタッフ

主催・制作|Kentaro Kujirai | Compeito
後援|思潮社・神楽坂セッションハウス